平方とはある値を2乗することで、和は足し合わせることです。
ですから、平方和は各データを2乗してすべて足し合わせることです。
※ただし、統計学においては、「○○平方和」と呼んで、各データと平均値の差を2乗し足し合わせたものをあらわすことが多いです。変動ともいいます。
偏差平方和、残差平方和などがあります。
参考記事 平方和とは
この記事では、平方和を計算するエクセル関数を紹介します。
SUMSQ 関数を使った平方和の計算方法
平方和は、エクセルのSUMSQ 関数で求めることができます。
セルに
「=SUMSQ( )」を入力し、
「=SUMSQ(データ範囲)」
データ範囲を指定すると、平方和が表示されます。
指定した数値、論理値、数値を表す文字列が計算の対象となります。
数値だけが計算の対象となり、空白セル、論理値、文字列、またはエラー値はすべて無視されます。
ここに、卵10個の重量データがあります。
61g、60g、58g、61g、60g、59g、61g、62g、60g、59g
この10個のデータをつかって、平方和を計算してみます。


平方和(2乗の和)は、36133となりました。
統計学では、偏差の平方和をよく計算することがあります。合わせて、偏差平方和を計算するDEVSQ 関数も覚えておきたいですね。