エクセルで、データの範囲(レンジ)を求める方法を紹介します。
範囲(レンジ)とは
範囲とは、その言葉通り、データの範囲を示し、データの最も大きな値である最大値と、最も小さい値である最小値の差のことです。範囲はレンジともいいます。
ばらつきの程度を簡単に知ることができる、単純な尺度です。
参考記事 統計学で使う範囲(レンジ)の意味と求め方
エクセルの関数を使った範囲(レンジ)の計算方法
範囲は、最大値から、最小値を引いた数値です。
「最大値を求めるエクセルのMAX 関数」と「最小値を求めるMIN関数」をつかって求めることができます。
参考記事 エクセルで一番大きい値を出すMAX 関数(最大値を求める関数)
参考記事 エクセルで一番小さい値を出すMIN 関数(最小値を求める関数)
テストの点数を例にあげて計算してみましょう。英語のテストを5回受けたところ、次の点数をとったとします。
このデータをつかって、範囲を計算してみます。
セルに
「=MAX( )-MIN( )」
を入力し、
「=MAX(データ範囲)- MIN(データ範囲)」
データ範囲を指定すると、最大値から最小値を引いた数値が表示されます。
範囲(レンジ)は、15 となりました。
点数を大きさ順に並べると、
70点 80点 82点 83点 85点
最大値は85点、最小値は70点です。範囲(レンジ)は、データの最大値と最小値の差です。
85-70=15
です。範囲は15。
これを上記のエクセル関数
「=MAX(データ範囲)- MIN(データ範囲)」
で計算できたわけです。