パネル調査とは




パネル調査とは、同じ母集団から標本を抽出し、その同じ標本に対して、複数時点での調査をすることです。

固定をした同じ標本のことを、パネルと呼びます。

同じ内容の調査をし、時間よって結果がどのように変化していくのかを見ることができます。

たとえば、消費者パネル調査があります。どこで、なにを、いくつ購入したのかといったことを、複数の時点で調べることで、消費者の動向がどのように変化しているかを知ることができます。

調査対象者が同一であるので、個人の時系列的な変化をより詳細に分析することができます。

しかし、調査を進めているうちに、このパネルは老化をしてきます。1年継続して調査をすれば、確実に調査対象者の年齢は1年上がりますので、定期的にパネルの一部を入れ替えて更新するなどの対応が必要となります。