初期流動期間と初期流動管理




モノを製造する前には、企画段階、設計・開発段階、テスト製造をへて、量産へと移行します。

量産を開始後の初期段階のことを、初期流動期間といいます。

この期間は、不具合が発生しやすく、工程が安定しない時期になります。

なぜなら、開発・設計で見落としていたことが、量産開始した直後に問題となってあらわれてくるからです。開発・設計段階で、製造開始後に発生する問題を予防すべきなのですが、完全にするのは難しく、量産開始後には問題が発生しやすいです。

不具合がなく安定した生産状況、品質や生産性が目標まで達するまでは、情報収集をして改善を行う管理体制をつくります。これが、初期流動管理です。

製造開始した直後というのは、不良品が多く生まれたり、失敗をしてしまうことが多いのですから、通常の製造時よりも、特別に手間をかけて工程上の重要管理点を注視するようにします。

また、製造を行ってできあがったものが、企画段階や設計段階で思い描いていたどおりのものが製造できているのかどうか、確認をします。

早期に安定化を図るために、会社全体で力を注ぐべき量産開始後の時期が初期流動期間であり、そのための管理が初期流動管理です。

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