集合と確率の言葉の違い

集合とは、ある要素と要素の集まりです。

集合に属する個々のものを要素といい、要素がその集合に属するか属さないか、明確なものの集まりのことです。

確率とは、ある事象が起こる確からしさの割合のこと。

全体にいくつの場合が考えられて、そのなかで着目する場合がいくつあるかを考えます。場合の数を考えるということです。

集合と確率では、使う言葉が異なっています。下記のようになっています。

記号集合確率
U 要素がひとつもない全体集合全事象
φ 起こらない空集合空事象
∪ どちらかが起こる和集合和事象
∩ 同時に起こる共通部分積事象
A Aが起こらない事象補集合余事象
⊂ 一方が他方の一部 部分集合部分事象