調査・分析をしたときに、思っていたこととは違う、否定的な結果が得られたときには、公表されにくいバイアスがあります。これを出版バイアスといいます。
調査・分析者にとってみたら、上手くいったことは公表したいと思い、失敗したことは公表しにくくなりますよね。
でも、公表されないのは非常にもったいないことで、「この実験・調査では、思ったような結果が得られなかった」とわかったことは価値のあることであり、非常に有益なことです。
なぜなら、他の人がその分析をやるやらなくてよくなるからです。もしその情報なければ、他の人が同じ失敗をしてしまうことになりかねませんね。