平均値を表す記号には、\(μ\) と\(\bar{x}\) があります。
- \(μ\) は母集団の平均値
- \(\bar{x}\) は標本の平均値(標本のデータで計算した平均値)
です。
\(\bar{x}\) は「エックスバー」と読みます。
母集団とは調査対象全体のことで、そこから調査のために抜き取った一部が標本です。日本人全体を対象としてアンケート調査をするなら、1億2000万人が母集団で、そのうち3000人にアンケート調査をしたとなれば、3000人が標本です。
母集団の1億2000万人のデータの平均値が\(μ\)
標本の3000人のデータの平均値が\(\bar{x}\)
になります。