検定における処理群と対照群の意味




2標本検定を行うときに、なんらかの処理を加えたグループを処理群、比較の基準となるグループを対照群または制御群と呼びます。

検定のなかで、2つの母集団の平均の差を検定することを、2標本検定といいます。2標本検定では、2つのグループのデータを使って検定を行います。

たとえば、学校の生徒を2つのグループに分けて、片方は従来の教育方法、もう片方は新しい教育方法を試し、2つのグループに差があるかどうか検定するとします。

新しい教育を行ったグループを処理群と呼び、従来の教育を行ったグループは比較の基準となるグループであり、対照群と呼ばれます。