対数は、底の数字を変えることができます。
\(\log_a b\) を変換するとしたら、次のようにします。
$$\log_a b=\frac{\log_c b}{\log_c a}$$
底が\(a\)、真数が\(b\) の\(\log_a b\)を変換するには、分母を\(\log_c a\)、分子を\(\log_c b\) とします。
これで、対数の底を\(a\) から\(c\) に変換することができます。
\(c\) の数字はどんな数字でも大丈夫です。
たとえば、\(\log_3 5\) の底を\(2\) に変換すると、
$$\log_3 5=\frac{\log_2 5}{\log_2 3}$$
となります。
底がバラバラの対数logがあるときに、底を一つにそろえて計算することが可能です。