統計学の数式で使うギリシャ文字の一覧




統計学の本を読んでいると、ギリシャ文字に出くわします。ギリシャ文字を知らないとそこでつっかかって理解が進まなくなってしまいますよね。

本のなかで、最初に出てきたときに説明があるとよいのですが、もうその記号のことを読者は知っている前提でギリシャ文字がつかわれていることが多々あります。

統計学の数式によく使われるギリシャ文字は、下記の表を見て把握しておきましょう。また、よくわからない文字が出てきたときにも、下記の表をご参考に。

大文字小文字英語日本語意味
Aαalphaアルファ有意水準

第一種の誤りの発生確率

回帰式の切片

Bβbetaベータ第二種の過りの発生確率

回帰式の回帰係数

Γγgammaガンマガンマ関数(大文字のみ)
Δδdeltaデルタ差、変化の量、微分積分で使われる
Eεepsilonイプシロン誤差項(回帰式など)
Zζzetaゼータ
Hηetaイータ決定係数 η2
 Θθ  thetaシータ母数
 Ιι iotaイオタ
Κκkappaカッパ
Λλlambdaラムダポアソン分布のパラメータ
Μμmuミュー母平均
Ννnuニュー自由度
Ξξxiクシー
Οο omicronオミクロン
Ππpiパイ総乗(大文字のみ)

円周率

Ρρrhoロー母相関係数
Σσsigmaシグマ総和(大文字のみ)

母標準偏差

Ττtauタウ
Υυupsilonユプシロン
Φφphiファイ標準正規分布の累積分布関数(大文字のみ)、Φ(z)と表す
Χχchiカイχ2検定の統計量
Ψψpsiプサイ
Ωωomegaオメガ標本空間(大文字のみ)